投資と節約で小金持ち④~固定費の見直し①保険~ 

【投資&節約】
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今回は、『固定費の見直し』についてご紹介していきますね。

固定費見直しの効果は大きい

家計改善・支出改善の”本家・本丸”って感じですね。

なぜなら『やったらやっただけ、効果が、”すぐに”出て、しかも、”ずっと”続く』からです!

例えば、月5万円払っていたモノが、”ゼロ”になれば、毎月5万円・年間60万円の余力が生まれます。

月5万円を月3万円に減らすことができれば、毎月2万円・年間24万円の余力が生まれます。

より大きな効果を出すために、『大きな金額の固定費』からと始めるといいですね。

①保険

まずは、保険です。

日本人が大好きな保険です。

なんだかんだで、月に3万円・5万円、払っていませんか?

新入社員や若手社員の時に、昼休みや残業中に、保険外交員から話しかけられ、生命保険に入ったことがある人も多いと思います。

まさぼーも入っちゃいましたね。

何もわからないまま。。。

あと、結婚など生活環境が変わって、不安を感じた時に、入ることも多いと思います。

民間の保険は不要

ですが、結論としては、【基本的には民間の保険は不要!】です。解約しましょう!

なぜなら、日本には優秀な公的保険があるからです。

給与明細の中では、社会保険料として引かれています。

具体的には、病院で3割負担している健康保険・医療保険、死亡した時の遺族年金、40歳から追加徴収される介護保険、65歳から受け取ることができる老齢年金、病気やケガで仕事ができなくなった時の障害年金、仕事を失った時の失業保険などがあります。

ですので、基本的には、健康・仕事・老後の不安は、公的保険+現預金で対応・対策するのがおススメです。

高額療養費制度を活用

心配になる一つに、入院・手術が高額になった時にどうするの!?、というものがあると思います。

公的医療保険の中に『高額療養費制度』があります。医療費が高額になっても、自分が支払うお金には上限があるということです。自己負担の限度額の具体的な金額は、年収などによって異なりますが、目安として月の総医療費が10万円を超えた場合、オーバーした金額は、支払不要または後日返金となります。

まさぼーは、一度手続きをしたことがあります。妻が街中で急に体調が悪くなり、救急車で病院に運ばれ、緊急入院することになり、看護師さんから『高額療養費制度』を教えてもらいました。スッゴク助かりました。当時は、会社の健康保険組合に高額療養費のための書類「限度額適用認定証」を出してもらう必要がありました。今はマイナンバーカードを保険証として使用すると、受付時点で申請が終わります。

マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

マイナ保険証または限度額適用認定証をご利用ください | 広報・イベント | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)

民間の保険に加入する基本的な考え方

保険外交員や保険相談窓口などで勧誘される“民間”の”人気”保険関係は、生命保険では、残った家族や葬儀代の死亡保険、入院の差額ベッド代などの医療保険、ガン診断・治療のガン保険、仕事ができなくなった時の就業不能保険、老後のための個人年金保険、お金が増える貯蓄型保険、子供の教育資金を貯めるための学資保険、米ドル・豪ドルなどで運用し死亡給付金もある外貨建て保険があります。また、損害保険になりますが、火災保険とセットでないと入れない地震保険、自動車保険でオプションの車両保険も人気です。

ですが、

民間の保険に加入する基本的な考え方

この3つの条件を満たす場合です。

発生する『可能性は低い』 

   だけど、

もし発生したら『人生が破綻するくらい負担額が莫大』

   で、しかも、

公的保険や現預金では全然足りない

死亡・入院手術・ガンは、公的保険+現預金でカバーできるケースが多いです。

年金・学資保険・外貨建て保険は、保険会社にお金を渡し、保険会社が投資商品に投資し、その利益を分配することになります。要は貯蓄・投資です。貯蓄なら自分で銀行口座で運用した方がいいです。投資なら手数料・分配利益を考えても、保険会社を介さずに自分で直接、証券会社で投資した方がいいです。自分でできるのに、わざわざ保険会社や相談窓口に高い手数料を払ってまで、大切なお金を渡す必要が本当にありますか?

地震保険は、①②の条件を満たします(最近は発生確率が高まっていますが)。ですが、政府が関係している地震保険の目的は、”損失した建物の再建”ではなく、”国民の生活の安定(再建)”のためです。ですので、保険金で家を完全に再築できるわけでも、壊れた家具すべてを再調達・修理できるわけでもありません。被災する人・地域も大規模になります。なので、補償が必要な人も莫大になります。地震保険の補償額は火災保険の半額以下が上限です。実際の被災時の例では、70%が一部損の認定で、上限額の5%程度の受け取り(上限額が1,000万円の契約の場合、50万円の受け取り)だったそうです。万が一地震で被害を受けた時に、期待の金額を受け取れるのか、考える必要があるかもしれません。生活のため=生活防衛資金であるならば、現預金で備えておくべきでしょう。

地震保険制度の概要 : 財務省 (mof.go.jp)

自動車保険の車両保険は、傷付いた車の修理代を保険で払うことになり、翌年の保険料がアップすることになります。事故に遭ってしまった場合は、車も相手の保険でカバーされます。自分の保険を使うタイミングやメリットが少ない保険になります。

貯蓄は貯蓄。投資は投資。保険は保険。

“人気”保険は、貯蓄機能と投資機能と保険機能が、ごちゃまぜにされてセットで組み込まれています。

まぜたら危険

貯蓄は、貯蓄に絞った・特化した商品で

投資は、投資に絞った・特化した商品で

保険は、保険に絞った・特化した商品で

備えましょう!

まさぼーの保険状況

ちなみに、まさぼーは、過去には、会社に来ていた外資系生命保険会社の死亡・医療保険、都道府県民共済の死亡・医療保険、会社に来ていた日系大手と最大手生命保険会社の個人年金保険、賃貸住宅で管理会社から推奨された保険会社の火災保険、持ち家で住宅ローン契約で必須だった火災保険(ネット保険会社。地震保険も付与)、マイカー用の自動車保険(ネット保険会社。車両保険も付与)に入ったことがあります。この中で保険金を請求したことがあるのは、外資系生命保険会社の死亡・医療保険で、1ヵ月入院した時に受け取ったことがあります。

今加入しているのは、火災保険の建物だけです(地震保険も火災保険の家財も解約しました。3万円、戻ってきました。)。死亡医療も、年金も、自動車も現在解約しています。 ※自動車は、マンションを購入した時に、機械式駐車場に高さが合わず、売却したため、現在保有していません。車が必要な時は、レンタカーやカーシェアを利用しています。

保険のまとめ

日本人が大好きな保険。

ですが、日本には優秀な公的保険があります

  • 公的保険+現預金で足りないものについて、民間保険に加入。
  • 貯蓄や投資を含む保険商品は、解約。
  • 投資は投資。保険は保険。

大切なお金、必要な保険だけに使いたいですね。

次回も『固定費の見直し』について、ご紹介していきます。

それでは、また!

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