前回は、『固定費の見直し』の『スマホ』について、ご紹介しました。
今回も、続いて『固定費の見直し』について、ご紹介していきますね。
③電気代
まさぼーは、関東に住んでいるんで、電力会社といえば、東京電力です。
ですが、まさぼーが実際に住宅の電気の契約をしているのは、東京電力ではありません。
関西から関東に引っ越しした時は、東京電力と契約しました。
ですが、その後、東急でんき → CDエナジー(中部電力と大阪ガス) → 楽天でんき と変え、現在はENEOSでんきと契約しています。
電力の自由化
なぜ、何度も契約を変えているのか? そもそも、電力会社じゃなくて、いいのか? という疑問があると思います。
2016年4月から制度が変わり、電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店も含む全ての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになったためです。
電力小売全面自由化|資源エネルギー庁 (meti.go.jp)
東京電力などの電力会社が、①電気を作る「発電」、②電気を運ぶ「送配電」、③電気を販売する「小売」の3つの機能を持っていました。
地域独占で強いチカラを持ちますので、電気を”すべての地域”に”安定的”かつ”確実”に供給する、大きな役割を果たしています。
しかし、チカラが圧倒的に強いために、市場の競争が生まれず、よりよい経営・より良いサービスが生まれにくいというデメリットもありました。
そこで、③電気を販売する「小売」の機能を電力会社でない会社もできるようにし、電力市場に競争力を持たせ、より良くしようとしました。
まさぼーの使用実績
2022年10月~2024年7月の電気使用量(KW)[棒グラフ]と電気代金[折線グラフ]です。
我が家は平均すると、279KW・8,646円の使用でした。
同じような使用量でも、年によって金額に違いは出てきますね。
変更手続きはネット上でカンタンにできるので、一度他の会社に切り替えて、実感してみてください。
違ったなと感じれば、元の会社にもどせばいいだけです。
④住居費(賃貸代、住宅ローン)
賃貸住宅に住んでいる人は、①他の物件に引っ越しする、②大家さんと交渉して値下げしてもらう、ことで固定費を減らすことができます。
①引っ越しは、費用と手続きの手間がかかりますが、今よりも良い条件の場所や住宅で、家賃・共益費が安くなる物件が見つかれば、節約につながります。
②値下げは、交渉前に調査が必要ですが、同じマンションで同じような間取り、または、近隣で同じような築年数の物件での賃貸料をネットで調べて、安ければ、この情報をもとに交渉すると、説得力が増します。
また、持ち家に住んでいる人で住宅ローンが残っている人は、住宅ローンの借り換えをすると、節約につながります。現在の利率よりも、借換の利率が0.3%以上低いと、比較検討する価値があります。
まとめ
③電気代は、政府の補助が終了するとか、再開するとか、不安定要素はありますが、電気なしで暮らすことは実質的には不可能です。僕たちが直接契約する会社はさまざまですが、実質的な電力を供給する会社は東京電力などの電力会社なので、品質自体に問題は変わりません。定期的にチェックして、節約できるようになりたいですね。
④住居費(賃貸代、住宅ローン)は、交渉事になるので、心理的にも大変ではありますが、特に住宅ローンの場合、節約できる単位が、月で万円単位・総額で百万円となるので、やるだけの効果はありますね。
今回は、ここまで。
次回も『固定費の見直し』について、ご紹介したいと思います。
それでは、また!
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