- 夢のマイホームが欲しいと思っているんだけど・・・
- リノベーションをしたいけど、やることが多すぎてどうしていいか分からない
- 人生最大のお金がかかる家。失敗したくない。誰かポイントを教えて!
中古マンションを購入して自分たち好みにリノベーションをしたい初心者が「結局何から始めればいいの?」と最初の一歩で挫折してしまうケースが一般に多いです。
私たちは築28年のマンションを購入、専有部の配管・床・天井まで取り替えるフルリノベーションを行い、理想のマイホームを手に入れました。
1年半の物件探し、10社の業者探し。正直、時間がかかりました。
そこでこの記事では、初心者が事前に想定・準備できるように、「中古マンション探し・リノベ業者探し」の考え方から始め方・流れまでをまとめて解説します。
この記事を読めば「初心者でも落ち着いて取り組める」ようになります。
2年以上かけて取り組んだ中古マンション探し・リノベ業者探しのノウハウや経験を記事に凝縮しました。
中古マンション×リノベーションで理想の暮らしを叶えたい人は最後まで読んでください。
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中古マンション購入×リノベの始め方・流れの9つのステップ

中古マンションを購入して、リノベーションするには、大きく9つのステップがあります。
- STEP1 夫婦(家族)で目的と条件を協議する
- STEP2 全体像を把握する
- STEP3 リノベ業者を探す
- STEP4 中古マンション物件を探す
- STEP5 物件を契約する
- STEP6 解体後にプランを見直す
- STEP7 進捗を確認し、トラブルへの対応を判断する
- STEP8 最終確認、引越し
- STEP9 定期点検で不具合を確認する
順番に解説していきます。
STEP1 夫婦(家族)で目的と条件を協議する <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>

最初に、夫婦(家族)で協議し、お互いが納得できる・優先する「目的」と「条件」を考えます。
なぜなら、たとえ仲のいい夫婦(家族)であっても、重要視することや価値観は異なるからです。
むしろ、真逆のことも多いでしょう。
長時間一緒に生活をするマイホームだからこそ、一時しのぎではなく、しっかり話すことが大切です。
私たちの「目的」は、老後に快適に住む自己資産の住居を手に入れることでした。

話し合い、納得し合うことが、とても大事です!
実際に動き始めると、目的や条件が変更になることがあるでしょう。
なぜなら、知識・経験が増え、具体的な物件や情報を数多く観ることで、より高度化・現実化するからです。
実は私たちは、関西に住んでいた時に、新築マンションを3件、内見に行きました。
当初は最新を望んで「新築」狙いで動いていました。
ですが、実際に観てみると二人とも違和感があり、納得ができませんでした。
関東に引越し、同じく新築を探していましたが、なかなか気になる物件が見つかりません。
モヤモヤしていた時に、毎週観ているテレビ番組「カンブリア宮殿」で『ワンストップ・リノベーション』が紹介されました。
「カンブリア宮殿」で紹介されたことが書かれた【リノベる。】さんの公式HPはこの青文字をクリック▶︎ https://www.renoveru.jp/contents/cambrian2018
リノベーションとは? 「つくり替える」
リノベーションとは、間取りから内装・配管などすべてをゼロから考え直し、これから住む人たちの暮らしに合わせてつくり替えることで機能を刷新し、新しい価値を生み出す改修のことです。たとえば、仕切り壁を取り払い、光が入り、風が通る広々としたリビングをつくる、ファミリー用のお部屋をひとり暮らしに適した間取りや機能に刷新する、などが挙げられます。
一般的なマンションはファミリーを想定した画一的な間取りになっているケースがほとんど。個室が細かく区切られ、これから住む人のライフスタイルに合わない部分が多くあります。住む人によって「心地いい間取りやデザイン」は異なります。住む人の暮らしに合わせて刷新するのがリノベーションです。
出典:リノベル。さん公式HP 記事「リノベーションとは?リフォームとの違い」より https://www.renoveru.jp/journal/23#anker3
『住む人の暮らしに合わせて刷新』
40代のDINKs(共働きで子どもがいない夫婦)である私たちは、とても魅力に感じました。
即時に「中古マンションのリノベーション」に方針転換!
条件を変更しましたが、夫婦で話し、お互いが納得して決めましたので、同じ船で同じ方向に進むことができました。



方針転換も納得の上で行いましょう
STEP2 全体像を把握する <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


インターネットや本で調べて、やることの全体像や流れを把握します。
なぜなら、安心できるからです。
たとえば、街中を歩く時に、何も情報を持っていないと「この道で正解なのかな?」と不安になります。
ですが、事前に地図でルートを、写真で道周辺の風景を知っておくと、初めてでも「写真で見た場所だ!」とホッとしますよね。
できる限り、事前に調べましょう。



調査!調査!調査!
STEP3 リノベ業者を探す <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


- インターネットでリノベ業者を探します。
- ホームページやブログで、気になるリノベ業者が見つかれば、資料請求をしましょう。
- 資料を観て興味が深まれば、実際に逢いに行って話を聞きましょう。
重要なことは、複数の会社を比較することです。
なぜなら、調べたこと・感じたことを比較表にして整理すると、相違点が一目瞭然となり、判断しやすくなるからです。
私たちが実際に逢いに行った業者の例です。
ひかリノベ | https://hikarinobe.com/ |
リノべる。 | https://www.renoveru.jp/corporate/ |
LOHAS studio | https://www.okuta.com/ |
ゼロリノベ | https://www.zerorenovation.co.jp/ |
インテリックス空間設計 | https://www.intellex.co.jp/ |
ハコリノベ | https://www.hacorenove.jp |
SUVACO(専門家紹介) | https://suvaco.jp/ |
可能なかぎり、多くのリノベ業者と実際に逢いましょう!



情報を整理して、頭の中も整理!
いろいろと比較検討して、依頼するリノベ業者を決めたら、契約をします。
役所に印鑑登録した「実印」と「契約金」(私たちの場合は10万円)が必要になりますので、準備しておきましょう。
STEP4 中古マンション物件を探す <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


中古マンションの物件を探します。
ワンストップサービスのリノベ業者と契約すると、コーディネーターから希望条件に合う物件紹介の連絡がきます。
ですが、私たちは、中古物件サイトに登録し、自分たちで毎日物件を探しました。
なぜなら、スピード感が勝負だからです。
- 私たちが購入した物件は、土曜日の朝に公開され、午後に現地周辺を見に行きました。
- 帰宅後、妻に話し、すぐにリノベ業者に内見の希望を出し、翌土曜日の午前に内見に行きました。
- 当物件でいえば、公開から約1週間で終了です。
- 大変ですが、早く知り、早く動くことが成果につながります。
さらに、毎日観ることで、徐々に目利き力が向上するからです。
- 毎日物件の間取りや情報を観ていると、好きな物件・イマイチな物件が直感でわかってきます。
- 数をこなすことで、目利き力が向上し、しっかりした自分軸を構築できるのです。
使用したサイトはこちらです。
SUUMO | https://suumo.jp/ms/chuko/ |
LIFUL HOME’S | https://www.homes.co.jp/mansion/chuko/ |
at home | https://www.athome.co.jp/mansion/chuko/ |
気になる物件があると、実際に現地のロケーションを観に行き、外観の雰囲気を感じました。
いいと思えば、コーディネーターに連絡し、懸念点がないかなどプロの意見を問い合わせます。
クチコミレビューサイトのコメントも参考にします。
マンションレビュー | https://www.mansion-review.jp/ |



間取りを観て、いろいろ想像するのは、楽しい!
STEP5 物件を契約する <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


内見し購入を決めたら申し込み、売主さんの受諾後、後日契約書締結になります。
私たちは内見後、マンションのロビーでコーディネーターと3人で物件の評価や今後の手続きについて、協議しました。
私はとても気に入り、懸念点が全くなかったので、即時申し込みをしたかったのですが、妻は「本当に気になることがないのか、もう少し検討したい」ということで、コーディネーターにすぐに申し込みができるように準備していただくことを依頼しつつ、帰宅しました。
再度話し合い、結局1時間で申し込みを依頼しました。
第一順位で申し込みができましたが、後から聞くと、30分後に第二順位の申し込みがあったそうです。
唯一無二だけに、即断即決・スピード感も重要になりますね。
腹を決めたら、即行動! とても大事です!
一応値下げ交渉をしてみましたが、公開後1週間であったこと、第二順位・第三順位の申し込みがあったことから、値下げは叶わず、逆に手付金(前払金)の増額要請がありました。。。
後日、売主さんの仲介業者のオフィスで、私たちのコーディネーターとともに、売主さんと物件の契約を締結しました。



契約締結、メッチャ緊張〜
(2回目。。。)
STEP6 解体後にプランを見直す <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


売主さんの引越し完了後、解体工事の開始。
解体後、当初のプラン・工法では対応できないことが判明します。
状況・対応策の説明を受け、実施するかしないかを判断します。
私たちの場合、プランの変更は16カ所、増額発生が5カ所でした。
予算上限額を踏まえて、内装と設備も合わせて見直しました。
(グレードを下げること。リノベ業者に依頼せずに、私たちで調達すること。)
最終的に、解体前の見積額から105万円の増額です。



やはり変更はあります
STEP7 進捗を確認し、トラブルへの対応を判断する <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


施工管理担当者からの連絡、特にトラブル連絡には、速やかに対応しましょう。
なぜなら、判断が遅くなると、工事の進捗に影響が出るからです。
施工管理担当者から週に1-2回LINEで進捗状況の報告とトラブル発生で判断が必要な場合は即時に連絡がきます。
私は平日の日中に仕事をしており、休憩時間や帰宅後に時間を取って検討。工事に影響が出ないように、できるかぎり即時に判断しました。



トラブルはつきもの。
早め早めに対応を!
STEP8 最終確認、引越し <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


現場立ち会いは、最初と中間と最終の3回でした。
中間でも気になる点は確認しますが、工事中なので細かい点は重視しません。
最終確認は、フローリングやクロス(壁紙)のキズや汚れなど、細かい点をチェック。
担当者のみなさんが何度も何度もチェック・クリーニングをしていただいていましたので、とても綺麗な状態でした。
重箱の隅をつつくほどの非常に細かい点の修正を依頼し、即時対応いただきました。
最終的にOKを出し、鍵を受け取り、引渡しが完了!
4月30日に物件の売買が成立、5月のゴールデンウィーク明けから工事が開始、8月9日引渡しが完了しましたので、工事期間は3ヶ月でした。
途中、トイレの調達が遅れるという話もありましたが、最終的には当初通りの工事期間で終えることができました。



念願のマイホーム獲得!
4社の引越し業者に見積を依頼し、大型家具の廃棄もできる業者と契約しました。
8月のお盆に引越し。
繁忙期の3月に比べると、8月は閑散期のため、安く引越しができました(込み込みで71,500円)。



幸せな生活が始まる
STEP9 定期点検で不具合を確認する <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


アフターサービスで半年毎に来ていただいて定期点検をしていただきました。
都度、気になる点を確認。
「動かない」「壊れた」の大きな不具合は生じませんでした。
しかし、リビングのドアが乾燥により少し傾き、ドアクローザーの噛み合わせがずれ、閉めるたびにカチーんッと音。
2度直してもらい、自分で対応するやり方も教えていただきました。
他に壁の不具合がありました。
キッチンとベッドルームの壁が黒ずんでおり、壁を開けてみると、湿気により壁内の木枠が腐っていました。
無料保証期間が経過した後に発生したので有償修繕となりました。。。
木枠の取り替え、クロスの一部貼り直しをしました(88,000円)。
住み始めて5年が経過。
不具合はリビングドアと壁の2カ所です。



気になる点は、遠慮せず、伝えよう
まとめ <中古マンション購入×リノベの始め方・流れ>


中古マンションを購入して、リノベーションするには、大きく9つのステップがあります。
- STEP1 夫婦(家族)で目的と条件を協議する
- STEP2 全体像を把握する
- STEP3 リノベ業者を探す
- STEP4 中古マンション物件を探す
- STEP5 物件を契約する
- STEP6 解体後にプランを見直す
- STEP7 進捗を確認し、トラブルへの対応を判断する
- STEP8 最終確認、引越し
- STEP9 定期点検で不具合を確認する
やはりやることは多いですね。
人生に大きな影響を及ぼすマイホーム。
慎重でありつつも、積極的に行動したいものです。
一生懸命、行動することで、幸せな暮らしが手に入ります。
私は、あなたの理想を叶える暮らしを応援します。
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