少額で、株とは一味違う、個人でできる、不動産などの事業への投資、社会貢献できる投資で、副収入を得る方法をご存じですか?
それは、『ソーシャルレンディング』です。
ソーシャルレンディングで得られることは…
それは、
①少額で始められ、
②価格変動に一喜一憂することなく、
③安定した利益を見込める
からです。
★株式投資とは別の投資対象をリスク分散のために探している方
★申込時に受取金額がわかる、固定利率で運用したい方
★不動産に興味があるけど、現物はハードルが高く、少額でできる方法を探している方
★資金に困っている事業をサポートし社会貢献をしつつも収益を得たいと思っている方
★不動産、太陽光、マイクロファイナンス、海外企業、新規事業などに、さまざまな事業に幅広く興味があり、いろいろ試してみたい方
ソーシャルレンディング-少額投資で副収入_株とは一味違う個人ができる不動産・社会貢献。初心者にも分かりやすく解説
どうもどうも、まさぼーです。
まさぼーのメインの投資は、株式(日本円でのインデックス投資信託と米ドルでの米国ETF)です。ですが、「株式とは別の動きをする投資はないかな」と思い、探して、実際にやっていることがあります。それは、「ソーシャルレンディング」です。
ソーシャルレンディングのポイント・全体像について、解説・整理していきます。
まさぼーのソーシャルレンディング歴
まさぼーは、上記の理由により、2019年からソーシャルレンディングを始めていますので、投資歴6年になります。
1案件1万円でコツコツ買い、6年で累計840万円をソーシャルレンディングに投資しています。
元本が完済されたのが700万円で、税引後の受取利息金額は40万円、利回りは5.7%です。
2019年にスタートした時は、Crowd Bank(クラウドバンク)、CROWD CREDIT(クラウドクレジット)、SBIソーシャルレンディング[2021年に廃業撤退]、funds(ファンズ)、OwnersBook(オーナーズブック)に口座を開設しました。その後、Bankers(バンカーズ)、Rimple(リンプル)、COZUCHI(こずち)、creal(クリアル)、三井物産グループのALTERNA(オルタナ)、FUEL(フエル)も口座開設をしています。合計11社に投資をしています。
ソーシャルレンディングとは、なに?
そもそも、「ソーシャルレンディングって何??」という方も多いでしょう。
ソーシャルレンディングとは、Social(社会の)とLending(融資)を組み合わせた造語です。
お金を貸したい個人投資家とお金を借りたい事業者をインターネットを通じて繋げるサービスです。
①【出資】:サービス提供会社が、「匿名組合」という組織を作って、個人投資家からファンド形式で資金を集めます(匿名組合契約)。
②【貸付】:サービス提供会社が、貸付先事業者に事業資金を貸し付けます(金銭消費貸借契約)。
③【返済】:貸付先事業者が、サービス提供会社に元本と利息を返済します。
④【分配】:個人投資家がサービス提供会社から元本と募集時の利率の利息を受け取ります。
サービス提供会社の利益は、事業者への貸付金利と個人投資家への分配金利の差になります。
ソーシャルレンディングのメリットは、なに?
①少額で投資できる
②価格変動がない
③比較的高利回りが期待できる
④運用の手間が少ない
⑤さまざまな事業を支援できる
①少額で投資できる
多くのソーシャルレンディングでは、1万円単位で投資ができます。
特に初心者には、スモールスタートができる点は、うれしいですね。
②価格変動がない
募集時に利率が提示され、その決定利率で投資の契約をします。
運用期間の終了時または運用期間中に、契約通りの利率が支払われます。
日経平均株価が上下しようが、長期金利・短期金利が上下しようが、円ドル為替相場が上下しようが、関係ありません。
価格の変動で一喜一憂する必要がなく、運用期間が終了するまで待っているだけなので、ほったらかしにできます。
③比較的高利回りが期待できる
ソーシャルレンディングの利率は案件によりますが、年3%~7%が主流です。
みなさんに馴染みの深い貯金。普通預金は、2024年7月末の政策金利追加利上げによる預金金利引き上げがあり、かなりアップしましたがそれでも年0.1%程度。定期預金で年0.5%前後です。
利率と期間が決まっている資金の運用先としては、ソーシャルレンディングは良い利率です。
④運用の手間が少ない
募集内容のチェック、応募、契約締結、口座への入金までは、個人投資家がやらなければなりません。
が、運用が開始すると、期間終了まで待つだけです。
募集開始から元本返金・利息受取まで、オンラインで完結しますので、スマホやパソコンが触れれば、どこでも操作が可能です。
⑤さまざまな事業を支援できる
ソーシャルレンディングの対象事業は、国内・海外を含め、不動産関係が多いです。
海外の女性起業家・マイクロファイナンス向け、太陽光発電・バイオマス発電向け、エステチックサロン・アミューズメント向け、売掛債権の買取サービス(ファクタリング)やリース事業など金融事業者向けなどもあります。
さまざまなジャンル・国・事業規模に対し、投資を通じて支援することができます。
ソーシャルレンディングのデメリットは、なに?
①途中解約ができない
②貸付先事業者が倒産して回収不能になったり、支払が遅れるリスクがある
③サービス提供会社が倒産するリスクがある
④人気案件の場合、争奪戦になる(先着順の場合クリック合戦、抽選の場合落選)
⑤早期償還となった場合、運用期間が短くなるため、受取利息額が当初計算額よりも少なくなる
①途中解約ができない
運用開始し始めると、個人投資家の都合で、解約することはできません。
満期になるか、早期償還になるのを待つしかありません。
使用する予定のない、余裕資金で投資をしましょう。
②貸付先事業者が倒産して回収不能になったり、支払が遅れるリスクがある
借り手が倒産してしまい、換金できる資産がなかった場合は、投資資金を回収することができなくなってしまいます。
また、借り手の経営状況が悪化し、サービス提供会社への返済が遅くなり、個人投資家が受け取る元本・利息の返済が遅れる可能性はあります。
貸付先事業者は、スタートアップ企業やベンチャー企業といった新興企業が多い傾向があります。
一般的に、大企業や歴史の長い企業であれば、金融機関から融資を得られやすいですが、新興企業の場合、実績や担保の関係で、厳しい融資審査をパスすることが難しい傾向にあります。
ソーシャルレンディングでも当然審査しますが、将来的なビジネスの成長性や返済能力を重点的に評価します。事業計画次第です。ソーシャルレンディングでは、個人投資家から直接資金を調達しているので、申請から融資OKまでのスピードが銀行よりも早くなります。
③サービス提供会社が倒産するリスクがある
不祥事や経営難により、サービス提供会社が倒産・廃業する可能性はあります。
まさぼーが実際に投資していた会社の中で、SBIソーシャルレンディングがそうなってしまいました。幸いにも、Bankers(バンカーズ)が引き継ぎ、投資資金は返金されました。
<ポイント>
- ソーシャルレンディングの仲介者は第二種金融商品取引業の登録を受ける必要があります。登録を受けていない業者の募集等は、詐欺的な商法である可能性が高いため、一切関わらないようにしてください。
- 登録業者であっても、金融庁や財務局が、その業者の信用力等を保証するものではありません。業者の情報をできる限り確認し、その業者の信用力を慎重に見極めるとともに、取引内容を十分に理解したうえで、投資を行うかどうかの判断をすることが重要です。
- ソーシャルレンディングへの投資にあたっては、投資者への情報開示が十分に図られているかどうか、また、高い利回りである場合、商品によっては、貸付先の返済遅延やデフォルトなどのリスクが高いことを十分に認識した上で、適切な投資判断をお願いします。
- 高い利回りなど限られた情報のみで投資判断を行うことなく、業者が提供する様々な情報を確認してください。利回りだけを強調し、リスクに関する情報が明示されていない業者との取引は注意が必要です。
ソーシャルレンディングに限ったことではありませんが、自分で丁寧に調査して、リスクを確認し、判断することが大切ですね。
④人気案件の場合、争奪戦になる(先着順の場合クリック合戦、抽選の場合落選)
募集開始日時が事前に公表され、その時間に待ち構えていても、人気がある案件は、1分で満額に達してしまいます。
抽選の場合も、落選することがあります。
案件は多数あるので、また次を獲得すればいいだけですが、必ず購入できるわけではないことだけ、頭の片隅に置いていただければと思います。
⑤早期償還となった場合、運用期間が短くなるため、受取利息額が当初計算額よりも少なくなる
倒産したり、遅延したりするよりは、断然いいのですが、貸付先事業者が期間満了前に返済し、早期償還することがあります。
受取利息は、金額×利率×期間で計算しますので、期間が短くなれば、金額が少なくなります。
どうなるかはわからないので、そういうことがあることを頭の片隅に置いていただければと思います。
まとめ
ソーシャルレンディングの仕組み、メリット・デメリットのポイントを説明させていただきました。
新しい仕組みであり、馴染みが薄いかと思います。
何事もそうですが、メリットとデメリットがあります。デメリット、特に、自分の損失になる可能性がある内容について、調査し、『最悪、その状況が発生しても、大丈夫』との結論に至ることは必要なことだと思います。
ですが、とりあえず1万円で、3か月などの短期の案件から始めてみて、『こういう感じになるのね』という感覚をつかんでみることも重要です。
何事も経験!
やったことがある人だけが知っていること、とても貴重です。
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